在宅血液透析の導入前後で患者さんが不安に思うコトを解説するよ

透析

困った人

困っている新人MEクン「在宅血液透析を希望していたり、実際やっている患者さんはどんなところを不安に思うんだろう。
実際の患者さんの声を教えて!マニュアル作成のヒントにしたいんだ。」

実際に体験してきた患者さんの不安・疑問について紹介します。
これを読めば、在宅血液透析導入の不安は解消できる!?かな。
わからないことがあったらご連絡ください。LINE公式アカウント

  • 在宅血液透析導入に対する不安
  • 導入後の疑問。こんな時どうする?

この記事は私が体験してきたケースの紹介となります。
病院ごとにルールがあるため、これが絶対の正解ではないということはご承知おきください。

在宅血液透析導入に対する不安

まずは「自分がHHDを始められるか?」といったことが患者さんの一番の問題。
そんな疑問に答えます。

教育を受けても在宅血液透析が始められないことありますか?

誰しもが最初は初心者。
患者さんは自分のことを勉強します。教育マニュアルをしっかりこなしていけば、時間の違いはあれど絶対出来るようになります。

技術だけではなく、理論をしっかり覚えることが大事

介助者がいなきゃ無理?家族じゃなくても平気?

介助者はいなきゃダメ!!

世間には介助者なしでOK!という施設もありますが、何かあったときにどうにもなりません。
必ず介助者が近くにいる環境で治療は実施しましょう。

介助者は家族じゃなくてもOK
治療中は一緒に在宅できればね!

車いすだとダメ?

車いすでも全然問題ありません。
車いすありきでHHD環境を事前に整えればいいだけですね。

穿刺できるようになるかな?

HHD導入においてもっとも聞かれる質問です。
結論から言うと絶対できます。

穿刺のポイント

  • 自分が刺されるところをしっかり見る
  • 模型を使って刺してみる
  • シミュレーションが超大事

麻酔テープやクリームの活用、シャントマッピングを行って血管の走行の理解。
場合によってはエコー下穿刺などで自分の血管内の様子を見ることも可能です。
しっかり自分の刺されているところが見れれば、絶対うまくなります。

正直、新人技士さんを指導するよりも、よっぽど楽です。
私たちはいろんな患者さんの血管に刺しますが、HHD患者さんは毎回自分の血管に刺すことができるのですから。

痛くないポイント・うまく入る角度がすぐにわかるようになりますよ

病院での透析中によく血圧下がっちゃう。導入は無理かな?

血圧が下がらない安心透析ができるようにお手伝いします。

BV計を用いた安全な透析

BV計は血液濃縮を経時モニタできる機能です。これを使うことでリアルタイムに血液の濃縮(血圧低下のリスク)を確認できます。
導入教育の過程でしっかり見れるようになりますので安心してください。

HHDは無理な除水はさせません。そうならないための頻回透析ですよ

導入後の疑問。こんな時どうする?

ここからは導入後の疑問についてお答えしていきます。
現在HHDを行っている方たちが、導入直後に感じた疑問について紹介します。

食事制限・飲水制限はどうなるの?

病院での透析に比べ圧倒的に制限はなくなります。
ただしHDPを高値にする必要があります。
HDP70を超えてくると、内服もほとんどなくなり、健常人と同じような生活が送れます。

週5回3時間:HDP75
週6回2時間:HDP72

このような条件だと、負担少なくできるかなぁ。

ちょっとだるくて今日は治療をサボりたい。これっていいの?

どうぞ!!

HHDのメリットはライフスタイルに合わせれるコト

今日出来なくても明日やれば問題ありません。

ただし2日以上間隔をあけることはNG

治療開始したけど、なんか今日は調子悪い。最後までやらなきゃダメ?

調子悪いと思ったら辞め時。また明日にしましょう。
体調不良でHHD出来ない。2日空いてしまうようなら、病院で透析をしましょう。

穿刺がうまくいかなかったらどうすればいい?

毎回穿刺がうまくいかないのであれば、血管状況が変化している可能性があります。
病院に相談いただければ開始時立会も可能ですし、病院で透析することも可能です。

わからないことがあったらすぐ連絡していいの?

すぐ連絡して下さい。
そのためにいつでも連絡できる環境を病院は整えています。

結論

結論

メッチャ理解できた新人MEクン「なるほどね。やっぱり導入に対する不安は強いんだね。
俺たち医療従事者がしっかり教えてあげるコトで、不安にならずにHHDを導入できる環境にしてあげることが大事なんだね。
そのためにはしっかり環境構築する必要があるね。ちゃんとみんなで勉強していくよ。」

導入前は穿刺に対する不安が概ね強いです。
ですが穿刺に慣れてきた患者さんでは、むしろスタッフに穿刺されるのを嫌がるようになった方もいます。それだけ自分で針を刺すことに安心感を持つということですね。

ハードルは患者さん側ではなく、私たち医療従事者がどれだけしっかりとしたサポート体制を取れるかにかかっています。
しっかりした環境の構築していきましょう。

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